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高齢者の「視覚特性」に配慮した照明設計とは?

こんにちは!
長野県上伊那郡辰野町に拠点を構える「有限会社 門村電工」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。


アパートやマンションといったご自宅から、オフィスビルや工場、ホテルなど
幅広い建築物の電気工事に対応しています。
高品質・高精度の施工で、数多くのご依頼をいただいております。


さて、今回は「高齢者に配慮した照明設計」についてのお話です。
人間の見る力は、明るさに左右されているのですが
高齢者は視野が狭くなり、暗いと余計にモノが見えづらくなります。


高齢者が住まう住宅の照明設計では、日常生活を送るうえで
不安や不便を感じないように、より高い照度を確保する
工夫がとても大切になります。


JIS照度基準総則でhは、住居などの施設における必要照度が定められています。
それと、高齢者が必要とする照度を比較してみましょう。


JIS照度基準では、居間や書斎、食堂、キッチン、トイレ、階段。廊下などの
全般照明は、30~100ルクスを必要照度としています。


高齢者が、これらの場所で、支障なく日常生活を送るために
必要な平均照度は、50ルクス以上ですので
従来どおりの照明計画で、問題はないことが分かります。


しかし、活動レベルにおいては、事情が少し異なってきます。
たとえば、一般的に読書に必要な照度は、500~1000ルクスですが
高齢者は、600~1500ルクスが必要に。


これでは、全般照明で必要な照度を確保できないので
何か対策が必要となりますので、スタンドライトなどを加える
「一室多照明」を取り入れたりして対応します。
このように、高齢者が快適で「見えやすい」環境に整えるには
次のように配慮しています。


<case1>明るい場所から暗い場所に移動した際に、視力回復力が低下する
    →書斎と廊下の照度差は少なくする。

<case2>視覚特性には、個人差が大きい
    →対象とする高齢者に応じた局部照明を全般照明に加える

<case3>建築基準法で定められている非常用照明は、床面において1ルクス以上
    →非常時に高齢者が十分な視覚を確保するためには、10ルクス以上が望ましい



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